なぜRubyを使うのか

最近なぜPerlを使うのか?という問いに対するアンサーエントリーがいろんなところで見られますが、これは各言語のユーザがやってみるとその言語のポジティブな部分が見れていいのではないかと思いますので僕もLLでは一番気に入っているRubyをなぜ気に入っているのか、を書きたいと思います。

文法

これは好みの問題なので、全ての人が他の言語よりRubyに魅力を感じる要因にはなりえないと思いますが、僕はRubyの文法が気に入っています。Perlはデフォルトでグローバル変数だったり、Pythonはインデントを閉じなかったり、というのが個人的にはあまり好きじゃなくて消去法的にRubyを使っているのかもしれません。

  • メソッドチェインによる日本語っぽい記述: タイプが楽
  • メソッド呼び出しでカッコを省略できる: タイプが楽
  • 柔軟性: 強力なメタプログラミングが可能(時には害にもなり得るとは思いますが)
  • 素直なローカル変数スコープ, 変数名先頭記号によるわかりやすいスコープ
  • ブロックつきメソッド呼び出し(メソッドにdo endをつけて呼び出す)
  • 純粋なオブジェクト指向言語であること

RubyGems

PerlCPANに対するRubyのソレは今まではRAA(Ruby Application Archive)でしたが、最近はgemコマンドで簡単にライブラリがインストールできるのがすごく便利なので、みんなこちらのRubyGemsを使っているイメージですね。

LinuxMacなど環境に関係なく動いてくれるところもうれしいです。優秀なパッケージマネージャーがあることでツールとしての魅力が高まっていると思います。

割とメジャーになってきた

最近では先進的なオープンソースプロダクトの言語別ライブラリでも割と早い段階でサポートされることも多くなってきましたし、Ruby on Railsなどの活躍でレンタルサーバでもrubyが標準的にインストールされていることが増えてきています。PerlPHPなどの普及度にはかなわないかもしれませんが、Rubyをメインのツールにしていても困らない状況になってきています。

まとまらず...

言うほどRubyの魅力をアピールできてない気がしますが、まあこんな感じでRubyを気に入って使ってます。